生きるということ(10)

感謝するという行動をしていきたいとは思うけれど、

感謝できるような行動をひとがしてくれない、

あるいは、感謝の気持ちを表せるひとが近くにいない。

そういうことも人生の中ではあるかもしれません。

 

自由自在塾では、行動としての感謝をおすすめしていますが、

その対象は必ずしも他人である必要はありません。

むしろ、いま、この世界を感じるために存在しているあなた自身、

あなたの体と心と頭に対して感謝することこそが、本質的な感謝です。

 

あなた自身の本質であるたましいが、

あなたをこの世に存在させている器であるあなたの体に感謝をする。

いま、ここに、存在していることに感謝をする。

 

このことができるようになると、人生は驚くほど明るいものになります。

慣れないうちは難しいかもしれません。

いま、ここに、確かにある自分の体に意識を向け、

自分の心と頭のはたらきを感じるトレーニングを続けてみてください。

 

その際に役に立つ方法として、瞑想があります。

瞑想にはさまざまなやり方があり、それぞれの体の特性により、

どういったやり方が適しているかということについては

違いがありますから、

自分の取り組みやすいやり方を探していただければと思います。

 

また、自分の体に意識を向け、

感謝の気持ちを表現する手助けとするためのギャラリーが、

このサイトに用意してあります。

『今日の私にありがとう』というコーナーです。

そちらをご覧いただくのも、

これから生きていくための参考になるかもしれません。

 

 

ここまでお伝えしてきたように、

私たち人間は、ただ生きるのではなく、

よく生きることができる可能性を持っています。

勘違いしてほしくないのは、ただ生きることが間違いで、

よく生きることが正解だということではないということです。

人間の生き方に、正解も間違いもありません。

自分が信じる生き方をすればいいのです。

 

しかし、この文章を目にしているということは、

あなたは今の命が終わりを迎えたあと、

よく生きたなあと振り返りたいと思っているのではないでしょうか。

そうだとするならば、ここまでお伝えしてきたことは、

あなたのこれからにとって助けになるはずです。

 

他の誰のためでもなく、

あなた自身の、あなたのたましいのために、

自由自在塾がお役に立てたのであれば幸いですし、

これからお役に立てるのであれば、大きな喜びです。

 

そして、いつかあなたが、自由自在塾の一員として、

あなたの経験を伝えていってくれるならば、

これに勝る喜びはありません。

 

私たちは、そうなる日が来ることを心待ちにしています。

感謝を積み重ねる

© 2017 taido takamine