生きるということ(7)

自由自在塾では、「自由堂々」という言葉をスローガンにしています。

これは、心を自由にはたらかせて、堂々と自分の人生を生きる、

という意味の造語です。

 

では、自由とはいったいどういうことでしょうか。

 

私たちは、心をコントロールすることはできません。

ですから、心は勝手に振る舞います。

この、心の勝手な振る舞いを許すことが

心を自由にはたらかせるということです。

 

心は脳のはたらきです。

私たちは、脳を発達させ、心を獲得した人間という生物として

この世に生まれてきました。

それはつまり、心をもった存在として生まれてくることを願った

ということです。

それならば、心を自由にはたらかせるのが自然なことです。

 

心を自由にはたらかせる、心の勝手な振る舞いを許す、ということは、

自由な行動をする、勝手な行動を許す、ということではありません。

心のはたらきと、行動との間に、絶対的な関係はありません。

こういう感情をもったからこういう行動をとる、あるいは、

こういう行動をとったからこういう感情を持つ、という

決まったルールはありません。

 

私たちは一人ひとり異なる条件をもって生まれています。

例えば、朝食に豪華な料理を食べたいと望んでも、

それができるかどうかは個人の条件によって決まります。

しかし、豪華な食事を食べた時に得られる幸福感を、

いつもの朝食を食べて得ることは不可能ではありません。

何をどう感じるかは、自由なのです。

私たちは、常識や社会通念など、自分の外にあるさまざまな考えに、

心を縛られながら生きています。

しかし、本来は心を縛る必要などどこにもないのです。

どんなふうに感じても、どんなふうに考えても、自由なのです。

ただ、どんなふうに行動するかは自分自身でコントロールすることが

この世で生きていくためには不可欠です。

 

私たちは自分で望んで、

心を持つ人間の体にたましいを入れて生きているのです。

心が不自由な思いをしていると、

たましいが自由にはたらくことはできません。

心を縛るさまざまな考えから、距離を置きましょう。

 

次の項では、私たちの行動について、お伝えします。

​自由とは

© 2017 taido takamine

ピンクのシュガー