よく生きる

これまで、人生を自由に、自分のものとして、

堂々と生きるにはどうすればいいかということをお伝えしてきました。

この生き方をすることが、よく生きることにつながります。

 

私たちは、心で感じ、頭で考えます。

心も頭も、本来の自分とは異なる存在ですから、

私たちは心の感じるように、頭が考えるように、

つまり、思いどおりに生きることはなかなかできません。

よく生きるために、私たちは思いどおりに生きるのではなく、

願いどおりに生きることを目指せばいいでしょう。

 

感じること、考えること、思うことは、

私たちの体の反応ですから、一瞬一瞬変化していきます。

しかし、願いは私たちの体とは関係ないものですから、

この命を生きているあいだは変化しません。

すぐに移り変わっていく思いにとらわれずに、

願いを自覚して生きることが、結局は楽に生きることにもつながります。

 

注意していただきたいのは、願いは夢とは違うということです。

私たちは、願いをかなえるための特質を具えています。

その特質を活かすために、夢を持ちます。

しかし、夢はかなわないこともあります。

なぜか。

それは、この世界には人間がたくさんいるからです。

似たような特質をもって生まれ、似たような夢を持った人間がいた場合、

この世界は有限ですから、すべての人間の夢はかないません。

ですが、願いはこの世界のものではありませんので、

絶対にかなえることができます。

願いどおりに生きることは必ずできます。

ポイントは、あなた自身がそうしようと思うかどうかです。

たったそれだけのことで、私たちは願いどおりに生きることができるのです。

これは、夢を持ってはいけないということではありません。

むしろ、夢は大いに持ち、大いに語るべきです。

夢は、生活のすべてを夢をかなえるための道のりにしてくれるからです。

かなうかどうかが問題なのではなく、

かなえるために自分の人生を生きていることこそが、

人生を楽しむことにつながります。

 

願いを思い出すことは、夢を持つことと似ています。

願いを思い出すと、

生活のすべてがその願いを実現させるための行動になります。

すると、今までと同じ生活をしていても、いや、

今までの生活それ自体に大きな意味が生まれてきます。

 

自分の願いを実現させるために、

私たちは食事をし、睡眠をとり、趣味に没頭するのです。

すべて、私たちがこの命を、

願いを実現させるために使うための準備行動なのです。

 

ぜひ、自分の持って生まれた願いを思い出すことに

時間を費やしてみてください。

 

次の項では、

自分の願いを思い出すために適した方法である瞑想についてお伝えします。

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