受け答えをする前に

~傾聴について~

​自分の自然な状態を知る

 どんなに技術を高めても、どんなに知識を深めても、すべての人に同じ接し方はできません。どのアプローチがその相手にとって最適なのかを知り、どんなアプローチでも相手の心に届く接し方ができるようになることが大切です。

 重要なのは、きくこと。相手の話を聴くだけではなく、相手の表情や服装、しぐさなどから声にならない声をきき、その声に応えることです。

 そのために大切なことは、あなた自身が自然な状態でいること。風のない日の湖のように、映るものすべてをそのまま映すことができる状態であることです。

 自然な状態でいるための方法にはいろいろありますが、あなた自身の自然な状態を知っておくことが前提として求められます。どのような場面でどのような状態になるか、自分自身で理解しておくことが大切です。

 日頃から自分の生活を振り返り、自分の反応や感情の癖を見つめる時間を持つことがあなた自身の助けになるかもしれません。

© 2017 taido takamine