生きるということ(1)

私たち人間は、生まれてきて、死にます。

死んだ後、「ああ、よく生きたなあ」と感じられると、

幸せではないでしょうか。

 

私たちは、たいてい毎日寝ます。

でも、毎日起きて「ああ、よく寝たなあ」と

幸せを感じられるとは限りません。

いろいろな条件が重なったときに、

「よく寝た」と感じられるのです。

生きることと寝ることを同列に考えるのは

適切でないと思うかもしれませんが、

あとから幸せを感じられるかどうか、という点において、

似たようなものです。

勘違いしてほしくないのは、

死ぬときに幸せな人生だったと思うかどうか

ということではなく、

死んだ後に、

今回の人生はよく生きたなあと

幸せを感じられるかどうかということです。

 

よく寝た、と思うとき、睡眠時間はあまり関係ありません。

30分の睡眠でも幸せを感じられる時もあるし、

7時間寝て幸せを感じる時もあるでしょう。

生きることも、長さによって幸せを感じるのではなく、

その質によって幸せを感じるのです。

 

では、どうすれば生きることの質を高めることができるのでしょうか。

それについて、これから、

私が得た直観を言葉にして表現していきますが、

生きることの質を高めることに興味がないのであれば、

この先を読むことは、今のあなたにとっては

時間の無駄でしょうから、今読むことはおすすめしません。

いつか、生きることの質を高めたいなと感じた時に、

読んでもらえればいいと思います。

同じように、もしあなたがこの先の文章を読んで、

この内容を誰かに伝えたいと思ったとしても、

誰彼かまわず話すことはおすすめしません。

まず、あなたが自分自身の人生の質を高めればいいのです。

その結果として、あなたの身近な人が、

あなたに人生の質を高める方法を聞いてきたならば、

その時に初めて伝えてあげればいいのです。

 

さて、人生の質を高める方法ですが、

それはあなたがこの世に生まれてきた目的を思い出すことです。

私たち人間は、願いをもってこの世に生まれてきます。

私たちは、知らず知らずのうちに

自分の持って生まれた願いをかなえるために生きていますが、

願いを自覚するとしないのとで、人生の質には大きな違いが生じます。

この願いのことを、使命と言いかえてもいいかもしれません。

 

自分は何のためにこの世に生まれてきたのか。

この大命題に真正面から向き合い、あなた自身の答えを得ることが、

人生の質を高めるもっとも簡単で手っ取り早い方法です。

では、この大命題の答えを見つけるために、

まず、私たち人間というものがどのような存在であるか

ということを次の項でお伝えします。

よく生きる

© 2017 taido takamine