世界から与えられる役(1)
大堂庵は、あなたがご自身のたましいを磨くお手伝いをさせていただきます。
世界から与えられる役には、いろいろなものがあります。
例えば、病気になるという役があります。
ご存知の通り、病気というのは人間である以上避けては通れない苦として、
仏教の始祖である仏陀の頃から認識されているものです。
病気になるということは、人間である以上仕方ないことです。
しかし、病気になったうえでどのような気持ちで生きていくかということは、自分で決められます。
病気になるということは世界から与えられた役です。
ですが、忘れてほしくないのは、世界から与えられたのは病気になるという役だけだということです。
病気になったことに絶望して残りの人生を暗い気持ちで過ごすか、
病気になっても前向きに明るく生きるか、
病気になった経験を他の人に活かしてもらうために時間を使うか。
病気になるという役を与えられたあなたが、
その後どのように生きるかについては、決めるのは世界ではなくてあなたです。
あなたがどの生き方を選んでも、自分が病気であるという事実を受け入れたならば、
それはたましいを磨く生き方になります。
勘違いしないでいただきたいのは、明るく前向きに、あるいは誰かのために生きるということだけが
たましいを磨く生き方ではないということです。
どの生き方であっても、自分で決めたならばそれでいいのです。
世界から与えられる役には、他にもいろいろなものがあります。
他にどんなものがあるか、次のページでお伝えします。