世界から与えられる役(2)

大堂庵は、あなたがご自身のたましいを磨くお手伝いをさせていただきます。

世界から与えられる役には、いろいろなものがあります。

前のページで病気になるという役についてお伝えした際に、

仏陀の時代から認識されている苦があるということをお伝えしました。

ここでは、よく知られている生老病死という苦のうち、生についてお伝えします。

生まれるという役は、この文章を目にしているならば誰でも与えられている役です。

どうしてそれが苦になるかというと、

私はどうしてこの世に生まれてきたんだろう、と思うという役を与えられることがあるためです。

自分がこの世に生まれた意味を知りたいと思う、という役を世界から与えられる人がいるためです。

この世に生をうけた以上、どこかでこの役を受けることがあるかもしれません。

私はどうしてこの世に生まれてきたんだろう、というふうに思ったなら、

思い出してほしいことがあります。

それは、自分にはこの世に生まれてやりたいことがあったはずなのに、

そのことを忘れてしまっている、という事実です。

だからこそ、それを思い出したくてもやもやするし、思い出せなくて苦しみます。

もともと持っていたのに忘れてしまったからこそ、

どうしてこの世に生まれてきたんだろう、という疑問を持つわけです。

このことを思い出すと、どうしてこの世に生まれてきたんだろう、という疑問の答えは、

自分がもともと知っていたはずなのだから、思い出せばいいんだということに気づけます。

誰かに与えてもらうのではなく、自分で思い出せばいいのです。

もうお分かりかもしれませんが、たましいを磨く生き方をしていると、

自分がどうしてこの世に生まれてきたんだろう、ということは考えなくなります。

なぜなら、その答えをきちんと認識できているからです。

そう考えると、たましいを磨く生き方をするための入口として、

私はどうしてこの世に生まれてきたんだろう、と思うという役を世界が与えてくれるのかもしれません。

この役を与えてもらったならば、ぜひしっかりと引き受けて、

たましいを磨く生き方をしてみるのもいいのではないでしょうか。

世界から与えられる役には、他にもいろいろなものがあります。

他にどんなものがあるかについて、次のページでお伝えします。

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