世界の意思とはどういうことか

大堂庵は、あなたがご自身のたましいを磨くお手伝いをさせていただきます。

世界の意思ということについて、もう少し詳しくお伝えします。

私たちは、いろいろなことを、自分の意思で決めています。

いえ、自分の意思で決めていると錯覚させられています。

実は、私たちが自分の意思で決めていると思っていることの中に、

世界の意思によってそう思わされていることがあります。

例えば、今日の晩御飯に何を食べようか、というとき、

私たちは自分で決めているように思いがちですが、そこにも世界の意思が働いているのです。

あるいは、「魔がさす」というような言い方をすることがありますが、

そんなときにも間違いなく世界の意思が働いているのです。

世界の意思が、いつ働くか、どのように働くかは、私たちにはわかりません。

それは常に、何かが起こってからしかわからないようになっているのです。

世界の意思が働くのは、私たちの行動の結果に対してではありません。

私たちがどう行動しようとするか、そこに対して世界の意思が働くのです。

ですから、世界の意思によって自分にどのような役が来るかということについて、

必要以上に自分で責任を負うことはありません。

もちろん、与えられた役の演じ方によってはこの世での責任をとる必要がある場合もあります。

そういうことではなくて、自分にどの役が与えられるかということは、

自分の責任ではないということです。

『世界から与えられる役』の章でも、例を挙げてお伝えしていますが、

与えられた役について、必要以上に卑下したり、優越感に浸ることはしない方がいいでしょう。

例えば、お金を持っている人はお金を持っているなりの、

お金を持っていないならお金を持っていないなりの役があるのですから、

それぞれの役を淡々と生きればいいのです。

いじめられている人も、仕事に就けない人も、

自分に責任があると必要以上に考えないで、

世界からそういう役を与えられていることを引き受けて生きればいいのです。

面白くないと感じるかもしれませんが、

それが世界の意思に従うこと、

​たましいを磨く生き方をするための第一歩なのです。

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